vol.303 自分にだけ都合の良い私たち
2024-09-24
・時間の連続性について
・ニュートンとアインシュタイン
・数学と物理
・理想的とは自分に都合の良いこと
・アインシュタインのすごさ
・人々が覚醒できない理由
・地球に残されている私たち
スーザンさんの時間の連続性についてというご質問が来ています。
『3.時間の連続性について
最後になりますが、物理を少しづつ学んおりますと、ニュートンやアインシュタインの力学においても直線状に伸びる連続的な時間を考えているように感じました。』
ニュートンはまさしくそうですよ。ただ、アインシュタインはそうでもないんだよ?ただ、まだちょっと…だからスーザンさんは物理に関してはまだまだ…未熟じゃね。わしから見るとね。未熟というか、まだあの学び始めたばっかだから。
数学と物理ってのはこう…本当に密接に結びついているものなんですけれども、やっぱ数学ばかりやっていた人、あるいは物理ばっか…物理ばっかやってる人はいないよね、やっぱ数学が分からないと物理理解できませんから、ある程度ね。物理やる人は数学がある程度できるんだけど、数学をやっている人は…。あ、でも数学やっている人も物理…例えば確率とか、かなり現象界との関わりを持つから、でも密接に関係あるよね。
『そして、それは丁度数学において実数(数直線)の概念を生み出し、理想的な世界で問題を考えることと同様、理想的な世界におけるカ学を考察しているのではないかと感じました。』
これはあれだよ
「理想的」ってのはつまり「自分に都合のいい」ってことですよ。それはねニュートンカ学だね。
(※ニュートン力学:ニュートンが運動の法則や万有引力の法則を確立したことによって作りあげられた力学体系。量子力学や相対性理論に対して、古典力学とも呼ばれる)
アインシュタインは違うよやっぱし、アインシュタインは実績…実験科学だよね、実験に基づいて。もちろん理論から始まっているんですよ、相対性理論にしたって、あとあれだなんだ、あの人のあれ。
アインシュタイン、相対性理論でノーベル賞をもらっていないんだよね確か。なんだっけ?
光量子理論か。
光量子論…確か光量子論だと思うんだよね、 光は粒子だというような話だよ。
それでノーベル賞をもらったんだけれども。
(※アインシュタイン博士は光量子仮説により1921年にノーベル物理学賞を受賞します。)
まああんま大したことないような理論なんだよね。でも一般人にとっては大した理論なんだよそれは。
で、アインシュタインはまず理論から。理論というか相対論にしたって、光量子論にしたって、まあ量子力学って全般そうなんだけど、まず原理とか理論を解明するわけですよ。解明、解説?打ち立てるわけですよ。
その後、それに基づいて実験して、「本当か?」「そんなことあるのか?」「光は…」「え?光の速さで走ると時間が縮む?本当かなあ?」とかやるわけですよ。で実際に時間が縮むのよ。速いスピードでギューンと走ってると、中に時計計ってると「おっおっすげえ」「時間が縮んだ」とかなるわけですよ。
で、まあ短絡的な方は「おっこれはタイムマシンが出来るんじゃないか」とかみんな思うわけですよね。ま、できないんですけど、その方法ではね。
宇宙全史はできる方法を知っているんですけれども、そういう短絡的な考え方ではできない。
アインシュタインは理想論、あるいは理想的な世界を構築しようとやっているわけじゃないんすよ。アインシュタインは…
アインシュタインはすごい人だよ、本当に。普通の物理学者とは違う。
最後の方でね、量子力学をあまりこう認知しなかったけども。最後の最後では認知したのかな?
やっぱね、神は…その偶然を作らないっていうか、サイコロを振らないって言ってたけども。アインシュタイン最後の方ではやっぱしね「そうかもしれないな」とか思ってたみたいだね。
(※「神はサイコロを振らない」は、現代物理学の父、アルベルト・アインシュタインの言葉。観測される現象が偶然や確率に支配されることもある、とする量子力学の曖昧さを批判したもので、アインシュタインは、「そこには必ず物理の法則があり、決定されるべき数式がある」との立場から、"神"をその比喩として用いた。)
だからまあ、自信があったんだよね。
理屈でなんとか全部できると思ったの。
私と同じです、それは。だから私は今ここに出て、こうやって喋ってるわけよ。だってみんなあれでしょう?わかんないでしょ?
ブッダが何を言ったって良いことしかできないでしょう?なに?善行?
二サルガが真我を説いても、真我に至れないでしょう?もうすごい良いこと言ってるんすよ
仏陀もニサルガも。あの通り言われるとおりにしたらみんな覚醒しますよ。でもできないでしょ?
ま、できた人も結構いるけどね。結構いるっつったってほとんどいない。
ほとんどいないと思った方がいいくらい居ない。
なぜかというと、性根が悪いからよ、やっぱし。
性根がいい人はみんなできちゃうの。
今残ってる、地球に残ってる人というのは、人間として出てる人というのはもう性根が悪い。
腹立つでしょう?
本当のことを教えてあげないとだめなのよ 、本当に。でね、それを自分で納得しなきゃだめ。
そこだよね。誰も言わないよ、誰も言ってくんない、だって…。
この続きは次回ですね。